MENU

洞爺湖有珠山ジオパークと北海道大学総合博物館が相互協力協定を締結

【概要】

北海道大学総合博物館と洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会は、相互の発展及び連携・協力関係を深めることを目的として、下記のとおり相互協力協定の調印式を執り行います。

【協定締結に至った経緯】

北海道大学総合博物館は、400 万点に及ぶ学術標本、資料を有する大学博物館として、国内屈指の規模を誇り、研究活動、学内教育活動のみならず、地域社会、学外の教育現場にも貢献すべく活動しています。洞爺湖有珠山ジオパークは、洞爺湖と有珠山を中心に、火山が作りだした地質景観、災害との共生や縄文遺跡等、地域の歴史文化的側面を見どころとした、ユネスコ世界ジオパークに認定されている地域です。本協定により、北海道大学総合博物館では、ジオパークというフィールドを利用した研究活動の広がりが期待されます。洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会としては、同ジオパークの地球科学的価値が学術研究によって保障されることから、同博物館との連携には大きな意義があります。さらには、双方が行う教育活動や、地域振興への波及、自然災害へのリスク軽減など、多方面への効果が期待されます。

【連携の内容】

  1. ジオパークの学術研究の推進及び普及啓発に関すること
  2. ジオパーク及び博物館が連携して行う調査研究事業に関すること
  3. 火山学をはじめとする地球科学の普及啓発に関すること
  4. その他、科学技術、文化の振興に関すること
  5. 火山噴火をはじめとする自然災害のリスク軽減に関すること
  6. 博物館教育、学校教育、生涯学習に関すること
  7. 地域振興に関すること

【協定の有効期限】

平成30年12月18日から5年間(以降、5年毎に更新予定)

【調印式】

日時平成30年12月18日(火)13:00~13:30
場所北海道大学総合博物館(札幌市北区北10条西8丁目)
出席者◆北海道大学総合博物館
館長 中川光弘 ほか
◆洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会
会長 真屋敏春 ※洞爺湖町長
副会長 村井洋一 ※豊浦町長
監事 菊谷秀吉 ※伊達市長
監事 佐藤秀敏 ※壮瞥町長 ほか