SDGsについて

持続可能な開発目標:SDGs

SDGs(エスディージーズ)とは「Sustainable Development Goals」の略称で「持続可能な開発目標」という意味です。2015年に国連で合意された国際社会の共通目標です。貧困、教育、気候変動、災害、経済的不平等などの分野で、すべての人が地球に負荷をかけることなく、平和と豊かさを享受できるようにすることを目指す普遍的な目標です。具体的には17の目標が設定されています。

くわしくはこちらをご覧ください>国連開発計画

また、SDGsとは国や政府、企業だけが意識すべき目標ではなく、決して高尚で格式が高いものでもありません。私たち一人ひとりが生活の中で取り組む事ができる意外と身近なものなのです。たとえば当ジオパークが取り組む減災教育プログラムは目標4・11・13・15に対応しています。

国連の機関であるユネスコが認定する洞爺湖有珠山ジオパークはSDGsの達成に取り組む当事者です。

洞爺湖有珠山ジオパークの活動に関連するSDGs項目

関連項目詳細【0.8MB】

洞爺湖有珠山地域の特徴と活動の価値

国際的に価値のある地球科学的遺産

地球の営み

人の生活圏で噴火を繰り返す活火山「有珠山」巨大な火砕流噴火で誕生したカルデラ湖「洞爺湖」その中心の「中島溶岩ドーム群」等が密集している地域

関 連 資 産

減災

活火山の近くで暮らすために災害リスクの軽減を目指す減災教育活動

植生

繰り返す噴火の影響を受けた独自の生態系

歴史

火山の側で暮らした縄文文化期の遺跡群とアイヌ民族の文化

特に地域住民が主体となる次の噴火災害に備えた地域づくり「減災文化」 と火山が作りだした雄大な景観や温泉などの「火山の恵み」 は当地域が誇る最大の特徴です。

減災文化

語り部(火山マイスター)や災害遺構などによる民間主体の減災教育

火山の恵み

カルデラの景観や活火山の迫力・散策路・温泉(癒し)・畑や海の恵み(食)

洞爺湖有珠山ジオパークでは「減災文化」と「火山の恵み」を生かした持続可能な開発ポリシーを次のように設定しています。

持続可能な開発のための活動ポリシー

世界のメリット・地域のメリット

  • 洞爺湖有珠山ジオパークは「減災文化」で災害を軽減し「火山の恵み」で地域の価値を増幅することで持続可能な地域社会を実現します。

  • 洞爺湖有珠山ジオパークは「減災文化」のノウハウを世界ジオパークネットワークの環を通じて普及することにより国際的な地質災害のリスク軽減に貢献します。また「火山の恵み」の普及と多様な楽しみ方を提供する持続可能なツーリズムの推進を通してジオパークの国際的なブランド向上と持続可能な国際社会を実現します。

このポリシーは、すべての国や地域に進展をもたらすWin-Winの協力と地球規模の開発を進める持続可能な開発のための2030アジェンダ(環境省)に協調したものです。

噴火災害遺構等の保全について

有珠山の周辺では過去の火山活動の影響を象徴する建造物などを「噴火災害遺構等」として保全し教育・研究活動に利用しています。噴火災害遺構等とは噴火と再生の循環を確認できる象徴物のことで次の3種類に区分されます。

火山活動の象徴物

植生回復/生命力の象徴物

複合象徴物

それぞれの活用目的に合わせた保全(破損防止・定期的なメンテナンス・草刈り 等)を実施しています。

各区分の遺構物や保全方法、活用目的などくわしくはこちらをご覧ください>【PDF 0.1MB】