鹿俣 ともよ
KANOMATA Tomoyo

洞爺湖有珠山ジオパークの噴火の歴史や人々の暮らしを、世界中の人たちに語り継いでいきたい。
略歴
埼玉県戸田市出身、洞爺湖町在住。
2018年まで京都のインバウンド専門の旅行会社に勤務していたが、縁あって北海道に移住。その後、さまざまな職を転々としたあと観光業に復帰。お客様からより近い場所で働きたいと考え、2023年には通訳案内士(英語ガイド)の資格を取得。現在は独り立ちのため育児をしながら勉強中。
主な活動歴
2022年~ | 火山マイスター認定審査の見学、ジオパーク講座や火山マイスター養成講座等、各種学習会に参加 |
2024年~ | NPO法人有珠山周辺地域ジオパーク友の会に入会 ガイド養成講座、昭和新山・有珠山登山学習会に参加 |
得意分野
歴史と文化。北海道も最近はアイヌ文化や縄文の歴史に注目が集まっているので、この地域に根付いてきた人々の暮らしについてより深く掘り下げていこうと思います。北海道は本州の歴史と近代から繋がってくるイメージがありますが、移民の歴史も意外と長いです。ニシン漁の出稼ぎなど本州とのつながりもたくさんあるので、そう言った話をおりまぜ、道外からの人にも是非北海道に親近感を持っていただきたいと思います。
抱負や自己 PR など
インターネットで大体のことが調べられる時代ですので、来場者には「この場に来てよかった」と思ってもらえる案内を心がけたいです。通訳案内士の資格を活かし、世界中の方々にジオパークの魅力を発信していきたいです。特に人との触れ合いは現地だからこそできるものだと思いますので、ジオパークで生活をする方々と、訪れる方が会話をできるような機会を積極的に設けたいです。
私はまだ噴火を体験していませんが、地域の方々に聞き取りをし、体験談を語りついでいきたいです。そして、私のように噴火を体験していない移住者の方、子ども、外国人労働者などの方々に積極的に過去の噴火の被害や、災害の備えについて情報を提供していきたいと思います。
私自身、東日本大震災で帰宅難民を経験し、北海道に移住してからは北海道胆振東部地震で停電を経験しました。日本に暮らしていれば、生涯、なにかしらの災害に遭う可能性が高いです。「災害は自分ごと」と思ってもらえるような働きかけを目指します。