福田 茂夫

福田 茂夫 
FUKUDA Shigeo

周辺地域の生物相とそれらを土台にした人間の生活環境まで、誰でも楽しめるように紹介したい

略歴

北海道伊達市出身、伊達市有珠在住。昭和49年~平成5年に、私設「世界の貝博物館」を開設。また、有珠アルトリネイチャーハウス代表として文化財関係の仕事に携わる傍ら、自然観察指導員として自然観察会や史跡見学会を企画実施しています。

主な活動歴

スクロールできます
1977年~1977年噴火では、報道関係者の案内として、度々、有珠山頂部の現地踏査
2000年避難生活者として 2000 年噴火を体験
2006年~自然観察指導員として自然観察会、史跡見学会などを企画・実施
2008年11月「有珠山学習会(伊達市有珠地区コース)」(胆振支庁主催)の講師

得意分野

  • 有珠地区の山体崩壊によって形成された流れ山地形の経年観察
  • 有珠地区及び豊浦町の考古・歴史資料の収集
  • 海洋生物(特に貝類を中心に)標本の収集と噴火湾の経年観察
  • 駒ヶ岳噴火に伴う津波災害遺構追跡調査

抱負や自己 PR など

有珠地区の海岸地形と海洋生物に詳しく、縄文時代~アイヌ文化、近世の歴史等についても研究しています。また、豊浦町の郷土史にも関心を寄せています。有珠山の火山としての特性や防災面だけではなく、周辺地域の生物相とそれらを土台にした人間の生活環境まで、誰にでも楽しめるように紹介できることを目指したいと思っています。

現在下記のような活動をしています。

  • 有珠山火口原での観察会ガイドの実施(年3回)
  • 有珠地区の火山地形 と考古・歴史遺産の学習会等での現地案内(年3回)
  • 駒ヶ岳噴火による津波遺構の発掘調査(年3回)
  • 豊浦町内の遺跡・史跡、自然等についての座学と観察会(年5回)
  • 豊浦町の文化財収蔵施設の展示・活用(4月より毎月2~3回実施、現在見学希望者対象、豊浦町教育委員会へ照会下さい)