安藤 忍
ANDO Shinobu

大自然とそこに向き合う人々との橋渡しの役割を持ちたい
略歴
1942年8月栃木県鹿沼市生まれ。今市地震で地面に這いつくばる恐怖を体験。6年生の時、濃尾地震の写真集を見て衝撃を受ける。
伊達市在住、2000年噴火後、有珠火山防災教育副読本「火山の奏」の作成に携わる。
長い人生の中で、地震、津波、洪水、噴火を体験してきました。その語り部として現在も活動しています。
主な活動歴
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2000年 | 噴火混乱期の中、学校体制確立に全力をあげる |
2003年~04年 | 有珠火山防災教育副読本「火の山の奏」の作成に携わる |
2005年~ | 有珠地区の自然保護・自然観察会の活動に参加 |
2008年11月 | 「有珠山学習会(伊達市有珠地区コース)」(胆振支庁主催)の講師 |
2021年~ | 地域での津波・洪水防災の講話活動にも取り組む |
得意分野
長い間、地域の素材を教育に活かす実践を行ってきました。その得意とするコ-ディネーター力を活かして、有珠の景観、有珠善光寺・善光寺自然公園、有珠山南山麓周辺、有珠外輪山、銀沼火口原を案内し、その中で、大地の変貌や洞爺湖・噴火湾の景観に感動してもらい、人々の歴史の発展と文化の多様性、これらを取り巻く動植物の命のありようを再認識してもらっています。
得意などといえるものではありませんが、常に、進化し続ける自分そのものが好きだと思っています。
抱負や自己 PR など
洞爺湖や有珠山の驚異の魅力を「自然」「エネルギー」「防災」などいろいろな観点から発信していきたいと考えています。現場時代に「笑いと教育」について実践してきたこともあって、ジオパークという新しい分野の中での「笑顔とジオパーク」という課題を密かに掲げて実践しております。が、野外でもあり、動きながら楽しんでもらうにはどうするかの悩みは尽きません。
大自然と、そこに向き合う人々との中に笑顔と深い感動が漂うことを願い、その橋渡しの役割を持ちたいと思っております。