2019年7月25日~29日に行われたユネスコ世界ジオパーク再認定審査の結果が通知され、洞爺湖有珠山ジオパークは無事再認定となりました。関係いただいたみなさまに心から感謝を申し上げます。
洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会会長コメント |
洞爺湖有珠山ジオパークの「ユネスコ世界ジオパーク」再認定について |
本日、日本ジオパーク委員会を通して、洞爺湖有珠山ジオパークの『ユネスコ世界ジオパーク』再認定について、ユネスコから公式に発表された旨の連絡を受けました。 令和2年1月21日 |
2016年から2019年までの4年間の進捗として、審査員に評価されたポイント
- 前回の勧告事項は、ジオパークのチームによって期待を超えるほど満足に達成された。
- 災害遺跡は優れた教材であるが、旧国道230 号の周辺は、環境省との連携のもと、地形の保護のために新たなゾーニングがなされ、また地元住民のボランティアによる除草作業で維持されている。
- 減災の文化はジオパーク認定前から高い基準に確立され、その後もさらに向上された。
- 火山マイスターは優れた教育を展開し、世界のジオパークでも特筆する特徴である。
- この地域の減災教育はすべての火山地域にとってのベストプラクティスである。
- ジオパークとユネスコ世界文化遺産をめざす推進組織間には、十分な協力体制がある。
- アイヌ民族の言語や文化を紹介する取り組みが進んでいる。
- 歴史文化ミュージアムが伊達市に新設され、特別な文化、先祖の歴史が紹介された。
- 公式ロゴマークがさまざまな場所に追加され、ジオパークの認知度を高めている。
- 住民団体は草の根のジオパーク活動を継続し、地域の魅力を高め、保全に協力した。
- 地域のパートナー企業によって、ジオパークの効果的なPR が進められている。
- 北海道大学総合博物館との連携協定はさまざまな活動にメリットが期待される。
など
2020年1月23日(木)洞爺湖町役場ロビーにて再認定記念セレモニーが行われました。
