洞爺湖有珠山フットパス四十三山ルートは、1910年(明治43年)の噴火によって形成された地形をたどる散策路である。1910年の火山活動では、活動の後半には地殻変動に伴う地盤の隆起がみられた。火口付近で地下に貫入したマグマによって地面が押し上げられ四十三山潜在ドームを形成した。現在の洞爺湖温泉の熱源はこのとき貫入したマグマの熱を源にしている。噴火から100年近く経過した現在でも水蒸気が噴出し続ける噴気孔や回復しつつある森林を観察でき、バードウォッチングも楽しめる緑豊かな遊歩道である。

サイト見学地点:第29‐31火口、第20火口、四十三山断層、噴気孔、西丸山火砕丘の火口