November 2009

「先人の暮らしと文化を知る」 第3回ジオツアー

今年8月の世界ジオパーク認定に伴い、地元の観光事業者様と一緒にジオパークをどう魅力的な観光資源として生かしていくのかを考える「エコ・ジオツアー」全3回が先日、無事終了しました。ご参加いただきました事業者様ならびに講師、ガイドをしていただきました各関係者の皆さまありがとうございました!

「先人の暮らしと文化を知る」と題して行われた今回、まずは入江・高砂貝塚にて学芸員の角田隆志さんの案内で非常に豊かな縄文文化の一端に触れることができました。

本物の土器や装飾品に触れるとその芸術性もさることながら”人間くささ”に圧倒されます。古くから温暖な気候に恵まれ火山の恵みを享受してきたこの地の縄文人に「先輩!」と声をかけたくなるほど親近感がわいてきました。

北黄金貝塚と共に我々現代人が「自然と共生していく知恵」を先輩から学べる大変お薦めのジオサイトのひとつです。

続いては、この地域の歴史を語る上で欠くことのできない有珠善光寺です。

洞爺湖有珠火山マイスターとしてご活躍中で海洋生物や縄文・アイヌ文化にもお詳しい福田茂夫さんの案内です。

8000~7000年前の岩屑なだれや歴史時代の数々の噴火が感じられるここ善光寺は江戸幕府や松前藩の重要な拠点となっていました。そのため北海道では自生していない樹木が見られる事から独特の景観を保っています。

日本人好みの「石割桜」などもあり団塊世代の方々などには非常にアピール度の高いジオサイトではないでしょうか?

洞爺湖有珠山ジオパークは体験・滞在・学び・交流などによる次世代ツーリズムへのいち早い対応を地域の皆さまと共に推し進めたいと考えており、それはまさにジオパークの理念そのものです。(Y.H)

GGN認定記念フォーラム(札幌・道新ホール)

11月16日にGGN(世界ジオパークネットワーク)認定記念フォーラム(洞爺湖有珠山ジオパーク認定記念事業実行委員会・北海道新聞社主催)が行われました。

基調講演として、石森秀三氏(北大観光学高等研究センター長)、パネルディスカッションとして、石森秀三氏、岡田弘氏(北海道大学名誉教授)、大島直行氏(伊達市噴火湾文化研究所所長)、若狭幸司氏(ワカサリゾート株式会社常務取締役)が出演されました。

その中から、講演内容を中心に石森秀三氏のお話を簡単にご紹介します。以下ご参照ください。(NK)

「ジオパークと北海道観光の未来」(要約)

北海道の観光はこれまで団体・周遊型の「安売り観光」が主流でしたが、将来は