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地球のみどころはここにはあります

「ジオサイト」とは、訪れ、見て、楽しみ、学び、発見し、見識を深めることができる「地球のみどころ」です。洞爺湖有珠山ジオパークには、教育、ツーリズム、科学、自然、歴史、文化など、多種多様な価値を持つジオサイトがあり、特に「変動する大地」として、他では見ることのできない貴重な見どころが多いため、世界ジオパークとして認定されています。

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洞爺湖カルデラ

約11万年前に発生した巨大火砕流噴火によって多量のマグマが地上に放出されたため、陥没カルデラが形成され、その後カルデラ内に水が溜まって現在の洞爺湖となった。洞爺湖は、東西約11km、南北約9kmのほぼ円形をしたカルデラ湖であり、その面積の大きさは国内3 番目である。洞爺湖の中央には、約5 万年前の噴火で形成された溶岩ドーム群からなる中島がある。

キーワードカルデラ,巨大火砕流噴火
ジオポイント洞爺カルデラ西方の火砕流台地,昆布岳,レイクヒルファーム構内,化物山,三の原火山灰採取場跡,上舘山火山灰採取場,新山梨火山灰採取場跡

洞爺湖カルデラ

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中島

約5万年前に噴火口を次々と移動する火山活動が繰り返し発生し、溶岩ドームと火砕丘を形成した。東山を取り囲む円弧状に伸びた低い尾根状の地形は、原型を半分だけ残すマールと呼ばれる火山体である。中島の北東沖には、標高84mの湖面の下に溶岩ドームが湖面すれすれに隠れている。中島にある散策路では、中島を作った火山活動の様子が分かる地形や地層や、中島の環境に適応して独自の生態をもつエゾシカを数多く見ることができる。また、大島には縄文時代の遺跡があり、3,000年前の縄文土器や石器が見つかっている。湖に浮かぶ島の遺跡は全国的にも希少なだけに、縄文人の生活の一端を知る上でも重要な遺産である。

キーワード溶岩ドーム,火砕丘,シカ,生態系,遺跡
ジオポイントフットパス中島一周コース,仲洞爺キャンプ場,月浦台,島になれなかった島,中島西岸に見られるベースサージ堆積物,溶岩ドームの麓にある風穴,大草原を囲む火山地形,溶岩ドームの板状節理,中島の火砕流堆積物

中島

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縄文の人々の暮らし

約7,000年前から江戸時代まで有珠山は火山活動をしていない。この間、それまでの洞爺湖や有珠山の火山活動による地形や堆積物、わき水、自然が育んだ森や海の恵みを活用して、この地域で人々が暮らすようになった。貝塚や墓などからは多くの遺品が発見されており、火山や海とともに暮らした当時の人々の生活をうかがい知ることができる。

キーワード貝塚,遺跡,縄文
ジオポイント有珠貝塚遺跡群,北黄金貝塚,若生貝塚,有珠モシリ遺跡,入江・高砂貝塚,浮見堂遺跡,礼文華貝塚

縄文の人々の暮らし

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アイヌの人々の暮らし

洞爺湖有珠山ジオパークエリア内では、北海道の先住民族であるアイヌの人々の生活の証も数多く残されている。善光寺岩屑なだれ堆積物の流れ山の一部は、アイヌの人々の砦や祭礼場と考えられる「チャシ」としても利用された。この地域では、アイヌの伝統的な住宅である「チセ」を建設して、アイヌの生活を後世に伝える活動を行っている。大地や自然とともに暮らした先住民族の思いを感じることができる貴重なサイトである。

キーワードアイヌ,チセ,チャシ
ジオポイントカムイチャシ史跡公園,アイヌ民族の慰霊碑とチセ,ポンチャシ遺跡

アイヌの人々の暮らし

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有珠善光寺・善光寺自然公園

有珠善光寺は826年に、比叡山の僧であった慈覚大師が自ら彫った本尊阿弥陀如来を安置し、開山したと伝えられている浄土宗の寺院である。有珠山山麓にあり、たびたび噴火を繰り返す有珠山の様子や災害について、善光寺の僧が多くの記録を残している。特に1822年にアブタコタンを襲った災害についての克明な記録は、発生しうる災害想定や地域の減災啓発において重要な役割を果たしている。有珠善光寺の境内には流れ山を巡る散策路があり、不規則な地形は岩屑なだれが堆積したままの状況で残され、凸凹の地表には大小様々な溶岩の塊が散在している。その岩の割れ目に根を下ろした「石割桜」と呼ばれる桜の老木が名所となっている。

キーワード岩屑なだれ,火砕流,僧侶の記録,石割桜
ジオポイント有珠善光寺,火砕サージを生き延びた老木

有珠善光寺・善光寺自然公園

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洞爺湖温泉

洞爺湖温泉・壮瞥温泉は1910年の噴火がもととなり、温泉水が湧出し誕生した。洞爺湖南岸、有珠山北西麓にある洞爺湖温泉温では、2000年の噴火災害時、すぐ背後に火口ができたことにより、全国的に報道された。また、洞爺湖温泉と隣接する壮瞥温泉は、世界で初めて噴火中の火山に地震計を持ち込んで観測が行われた場所であり、「近代火山学噴火予知発祥の地」と言われている。温泉は洞爺湖有珠山ジオパークの「火山の恵み」の代名詞として象徴的なテーマであり、地域形成史において重要である。

キーワード地熱活動,温泉,人々の営み
ジオポイント洞爺湖温泉,壮瞥温泉

洞爺湖温泉

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三松正夫記念館と昭和新山

第二次世界大戦の困難な時期に、有珠山の噴火を見守った地元の人に、当時郵便局長であった三松正夫氏がいる。三松氏は1910 年噴火の際に北大の大森教授の観測を手伝い、昭和新山が誕生した。1943-45 年噴火の際にはその火山活動をつぶ さに観察し、火山成長の経過をスケッチし続けて1つの表にまとめるなど、 多くの優れた記録を残した。この観察記録は「ミマツダイヤグラム」と呼ばれ、1948 年の国際火山学会で発表され、世界の火山学者の称賛を受けた。 生涯に 3 回の有珠山噴火を見守った三松氏の功績を後世に残し、また日本の火山学の基礎資料を保存するため、昭和新山の麓に設立されたのが三松正夫記念館である。

キーワード昭和新山、火山・防災学習、三松正夫、ミマツダイヤグラム
活用科学・教育・情報収集
所在地壮瞥町字昭和新山184-12
所在地0142-75-2365
開館時間8:00~17:00(4~10月)、9:00~16:00(11~3月)
休館日11~3月不定休

三松正夫記念館と昭和新山

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洞爺湖芸術館/洞爺湖ぐるっと彫刻公園

旧洞爺村役場庁舎を改築した建物で、洞爺湖を目の前に、北海道を代表する彫刻家・砂澤ビッキの作品、小型彫刻公募展「洞爺村国際彫刻ビエンナーレ」の作品や、日本の近・現代文学の初版本、限定本のコレクション、そ してユネスコ世界遺産主席写真家を務めた並河萬里(なみかわ ばんり) の写真等を展示している。 洞爺湖ぐるっと彫刻公園は、「人と自然がふれあう野外彫刻公園」として、 洞爺湖を囲むように 58 基の彫刻を湖畔に設置したもの。 洞爺カルデラの景観とアートとの融合を楽しめる。

キーワード芸術、洞爺湖
活用芸術、教育、情報収集
所在地洞爺湖町洞爺町96
所在地0142-87-2525
開館時間9:00~17:00(4~9 月)、9:00~16:00(10~11 月)
休館日月曜日(祝日の場合は翌日)、12/1~3/31

洞爺湖芸術館/洞爺湖ぐるっと彫刻公園

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小幌洞窟(岩屋観音)

円空(1632-1695)は、江戸時代前期の天台宗の僧侶で、独特の作風を持った仏教彫刻で知られる。1663年には津軽藩の弘前城下を追われ、青森経由で松前に渡ったことが知られている。太田山神社をはじめ道南の各地を廻って多くの仏像を彫ったが、1663年の有珠山噴火で大量に煙を上げている有珠山を見て、1666年に豊浦町の小幌洞窟で仏像を彫り、山が鎮まるよう安置したと言い伝えられている。このことからも、1663年の有珠山噴火が、そこに暮らす人々に計り知れない恐怖を与えたことが推察される。現在、岩屋観音と呼ばれるその仏像は、その後、熊に襲われた修行僧が仏像の後ろに隠れて難を逃れ、代わりに仏像の首が熊に食いちぎられたという話から、以来「首なし観音」となったという伝説も残している。

キーワード円空、観音

小幌洞窟(岩屋観音)

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三階滝

長流川の支流、三階滝川が第三紀層の花崗閃緑岩を削って滝となっている。岩に入っている割れ目に沿って削れたために滝には複雑な段々があるのが滝の名称の由来である。付近の道路沿いには古い河床に堆積した土石流堆積物の断面を見ることもできる。階段状の美しい川の流れと周辺の静かな自然環境を活かした公園として利用されている。

活用公園

三階滝

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