【ごあいさつ】
この度、洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会に所属することとなりました、佐々木聡史です。これまでは、顕微鏡を用いて観察できる化石(微化石)の1つである、貝形虫(かいけいちゅう)という微小甲殻類を用いて、日本近海や南極地域における約1万年前から現在にかけての地球環境変遷について研究していました。貝形虫は、約4.8億年前の地層から発見されており、現在では、田んぼから深海まで広い水域に生息しています。実際に私は、第61次南極地域観測隊として南極周辺域の地質・海洋調査に参加し、古環境を復元してきました。
皆さんと地質や環境問題について一緒に学んでいきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。また、虫眼鏡を持ってジオパークを歩いてみましょう。